2025.2.2(日)
スピリチュアリズム思想体系【Ⅰ】…⑥
(1)霊界の界層
(2)霊界の界層への住み分けとそこでの
共同生活
(3)霊界の環境と様子
(4)地上の愛のゆくえ
学習内容は4つの項目から成り立っています。
今回は、(3)霊界の環境と様子
(4)地上の愛のゆくえ、について学習しました。
霊界の環境は幽界とは大きく異なっています。幽界の目的は純粋な霊的存在になるための、霊的純化のプロセスを歩むところですが、幽界を卒業し地上的意識・地上臭を拭い去った霊たちが住む霊界は、幽界とは比較にならないほど洗練された光り輝く美しい世界になっています。そして、自分の霊的成長レベルに見合った霊界の界層に入り、そこで霊的家族として共同生活を営むようになります。その霊界がどのようなところなのかをシルバーバーチの言葉で確認しながら見ていきました。
(3)霊界の環境と様子
● 霊界は明るく、洗練された美しい世界
シルバーバーチの言葉
「霊の世界には、地上の誰ひとり見たことがない花があり、色彩があります。地上にはない風景や森があり、小鳥もいれば植物もあります。小川もあれば山もありますが、どれ一つ取っても、地上のそれとは比較にならないほど美しいのです。」
(シルバーバーチの教え・上)
● すべての点で幽界より次元の高い世界
・移動のスピードが幽界と比べ一段とアップ
・霊的身体の洗練度が高まる
・霊界での思念の形体化はより完璧なものとなる
・より完璧なコミュニケーションがなされる
● 高い界層ほど明るく“光り輝く世界”になる
● “利他愛”だけが存在する世界
● 界層を上がるにつれて“地上の男女差は消滅”する
シルバーバーチの言葉
「男女といっても、あくまで男性に対する女性、女性に対する男性のことです。物質の世界ではこの二元の原理が完璧に貫かれていますが、霊の世界では界層が上がるにつれて男女の差は薄れていきます。」
(シルバーバーチの教え・上)
(4)地上の愛のゆくえ
スピリチュアリズムでは地上で愛し合った者たちは、死後必ず再会できるようになることを明らかにしています。地上で築いた愛の絆は死によって消滅することはなく、それどころか霊界へ行くと一層強固なものになることを教えています。
● 両者の間に“情愛の絆”があるとき、死の直後に再会することができるようになる
シルバーバーチの言葉
「霊界では、愛がお互いを引き寄せることになるため、愛によって結ばれた人間同士は、こちらで再会を果たすことになります。」
(シルバーバーチの教え・上)
シルバーバーチの言葉
すでに他界している肉親や親戚の者とも会えますか。との問いに対して「彼らとの間に愛があれば会えます。愛がなければ会えません。」
(シルバーバーチの教え・上)
● 幽界で地上の愛情関係が再現されるようになる
● それぞれが霊的成長度に応じた界層へ赴くことになる
● 異なる界層に入るようになっても、地上人が感じるような悲しみはない
――相手の霊的成長を心から願うようになり、それが大きな霊的喜びをもたらすことになる
シルバーバーチの言葉
「死ぬということは決して悲劇ではありません。むしろ地上で生きている方が悲劇です。大霊の庭が利己主義と強欲という名の雑草で足の踏み場もない状態になっていることこそ悲劇なのです。
死は、肉体という牢獄に閉じ込められていた霊が自由の喜びを満喫するようになることです。苦しみから解放されて霊本来の姿に戻ることが、本当に悲劇でしょうか。天上的色彩を眺め、物質的表現を超越した天上の音楽を聴けるようになることが悲劇でしょうか。痛みのない身体で自己を表現し、一瞬のうちに世界中を駆けめぐり、霊の世界の美しさを満喫できるようになることを、あなた方は悲劇と呼ぶのでしょうか。
地上のいかなる天才的画家も、霊の世界の壮大で美しい眺めを絵の具で描き出すことはできません。いかなる天才的音楽家もその音楽の素晴らしさを音符で表現することはできません。いかなる名文家も、霊界の美の一端さえ地上の言語で書き表すことはできないのです。そのうちあなた方も、こちらの世界へ来られます。そしてそのすべてに驚嘆なさることでしょう。そのときあなた方は、真の意味で霊界を知ることになるのです。」
(シルバーバーチの教え・上)
〈後半の学習〉
スピリチュアリズムの思想[Ⅲ] 6. より高次の霊的人生を歩むための秘訣
人間は死後、幽界を卒業すると、自分の霊的成長レベルに見合った霊界の界層に自動的に入っていくことになります。地上で霊的成長をするための3つの実践項目に臨む上で重要な要素が“霊的視野”です。
“霊的視野”を持つことの重要性と身に付けるための努力が不可欠であることを確認しました。
1)スピリチュアリズムの使命――地上人類に霊的視野をもたらすこと
● 霊的視野とは、「霊的真理」に立った見方・考え方・判断のこと
シルバーバーチの言葉
「物質の中に閉じ込められている皆さんにとって霊的実在を原理とした物の考え方をするのが難しいものであることは、私もよく知っております。しかし、そういう考え方をお教えするのが、私たちがこうして地上へ戻ってきたそもそもの目的なのです。皆さんが人生を正しい視野、正しい焦点でとらえてくださるように導くことです。」
(スピリチュアリズムによる霊的進化の道しるべ)
● 霊的視野を持つ霊界人と、霊的視野を持たない地上人
シルバーバーチの言葉
「あなたは物事をガラスごしに薄ぼんやりと見つめておられます。真剣ではいらっしゃるかも知れませんが、きわめて小さなレンズで覗いて全体を判断しようとなさっています。あなたにはまだ永遠の尺度で物事を考え判断することがおできになりません。」
(シルバーバーチの霊訓(7))
● 霊的視野とは、「霊的真理」に見方・考え方をそわせること
● 霊的視野を持つことは、最高の悟りを得ること
2)霊的人生に不可欠な霊的視野
● 霊的視野は、最高次元の「霊主肉従」
● 霊的視野は、「利他愛の実践」と「苦しみへの正しい対処」の強力な武器
● 霊的視野によって心が広くなり、不動心と霊的楽天性が身につく
● 霊的視野によって得られる「真のスピリチュアル能力」
3)霊的視野の習慣性・定着化のための努力
● 霊的視野を身につけるためには、絶え間のない地道な意識的努力が欠かせない
● 絶えず真理に触れ、厳しく自己反省を重ね、心を切り替える努力を続けていく
✿参加者の感想
●これまで死後の行方について霊的無知であったために、宗教によって的外れな教えや憶測が広がっていってしまいました。霊的世界観も含め、霊的事実をお伝えすることは人々に真の救いをもたらすものなのだということを改めて実感いたしました。素晴らしい最高の着地点が、我々には神によって用意されていること、この事実が地上世界を明るくいきいきと、そして正しく生きていくことができる希望の光なのだと思いました。
そうした事実を知った私たちスピリチュアリストは、霊的視点を持って日常生活を歩んでいかねばなりません。ほんの短い地上人生の苦しみは、もはや苦しみではなく、喜びへのステップだとポジティブにとらえることができました。
どうしても乗り越えないといけない課題に対して、喜びのステップだと思って霊的視野を持ち続けて、努力を積み重ねていきたいと思います。
●今日は霊界の続きを学びました。前回からさらに具体的な環境と様子を学び、より高い界層に行くほど美しい幸福感が増すと知り、霊性を高めていきたいという意欲がわきました。また利他が最大の喜びになる世界を想像して“素晴らしい”、“私もその世界を味わいたい”と思うと同時に、ということは私の中にはまだまだ利己が沢山あるのだなと気づきました。
後半で霊的視野について学び、まさに日々の実践こそが霊的成長につながることを再認識できたので、地上的観点や感情にうもれることなく霊的視野の獲得や定着を目指していきたいです。
ここ最近でいうと健康回復も今一つ、大学受験、進路、色々なことがあっても落ち込むことなく、明るく前向きに顔を上げて進めている気がすると同時に、感謝の祈りの念も以前より頻繫に湧いてくる、また助けてくれる状況も人も現れるので、こういうことなのかなと少し実感しています。
●霊界は光り輝く美しい世界、神の愛が充満し、お互い同士与え合い、他人を愛することだけが存在する素晴らしい世界であることを学びました。スピリチュアリズムの最終目的である地上天国の実現には、人間一人一人が霊的な視野を持ち、まさに霊界人のような、他者につくすことだけが喜びとなる世界を築かなければなりません。日常生活で常に自分を律し、スピリチュアリストとして他者の手本となるような実践努力を続けていかなければならないと改めて実感しました。
●学習の中で印象に残ったのは、(3)霊界の環境と様子の中の“利他愛だけが存在する世界”でした。本当に素晴らしい世界だと思いました。少しでも地上にもたらされればとも思いました。そして地上人にとって最も知りたいことの霊的事実だと思うのですが、(4)地上の愛のゆくえです。両者の間に“情愛の絆”があれば以前愛した動物、家族、愛する人達に死後も出会えるということです。本当に心から伝えてあげたいと思いました。死は不幸ではなく喜びであるこの霊的事実を多くの方々に渡せるよう、スピリチュアリストとして使命感を持ってがんばってまいります。
後半の学習の霊的視野は「霊的真理」に立った見方・考え方・判断のこととありました。それは救済の観点からの全体像にもありましたが、霊界人の立場に立ち、イエスの立場に立ち、全体を眺めるということです。そのためにも霊的自己コントロールが大事であり、常に霊的真理を思い出し、意識的努力を継続し、一人でも多くの方々に霊的真理を伝えて霊的同胞に幸せをもたらしたいです。本日も深い学びを得ることができました。日々の実践につなげていき、「霊的成長」を目指します。
●私たちは死ねば必ず世間で言うあの世に行きます。世間の人にはただのあの世かも知れませんが、私達スピリチュアリストはそれを事細かに知っていかなければなりません。その為に今回の学習も大変有意義なものになりました。日々の生活の中でどれだけ霊的視野を持ち、そこから霊的実践をし、利他愛をどれだけ持っているかが死んで霊界に行った時の界層を決めるのだと言う事、それに霊界に行く前に幽界と言う所におもむき、そこで霊的純化をし地上臭をなくし、更に洗練されて上の段階に行く事も今日の学習で改めて確認できました。これからもしっかりと学習をし、霊的真理を手渡していく事がスピリチュアリストの責任だと改めて認識しました。
●本日の読書会は死後世界観の観点より霊界の様子についてと、霊主肉従の最高次元の実践である「霊的視野」について学習しました。物質世界で摂理に従って生きることが、重たい鎧をまとっているかのようにしんどいことを味わっている私たちにとって、霊界の様子を知った時、何とも澄んだ世界でしかも、利他愛のみが存在するという感動に想像が追いつきませんでした。その愛が充満する世界が現実のものになればと、霊的真理や知識を学びそれを実践に移せる様日々努力しています。霊主肉従は今私にとっての大きな課題です。低い次元から自己コントロールに努力を重ねていく中で、苦しみが有難く感じ、それに関連して不安や悩み事として物事を捉えなくなる実感があり、引き続き霊的な視点を持つ努力をしていきます。
●何度も見聞きしている内容だが、中々確信を持てない、実感を持って理解するにはどうしたらいいのだろうかと思った。しかし、今は地上で生きている以上、それは仕方のないこと、そこで思い止まっていてもしょうがない、むしろ地上人生を全うした先には素晴らしい世界があると考えていればよいのだろうと思いました。
霊的視野を持つということは、霊的視点、永遠的視点から地上世界、地上人を見ること、つまりは物質的価値観、物質的幸福観から見ないように努力することではないかと思った。それが霊的価値観、霊的幸福観を持ったり理解することにつながるのではないかと思った。物質的なものにとらわれないことで、心の平静が保たれるように思われる。
●今月は霊界の環境と様子から、霊界は幽界よりもさらにすばらしいところだということを学習しました。
この地上を霊界のような世界にしていかなくてはいけない、その為には霊的視野を持ち実践していかねばならず、霊的真理に一人でも多く時期が来た人々に手渡すことができるよう、もっと霊的真理の理解を深めていき、自らも絶え間ない実践の努力を積み重ねていきたいと思います。
●毎日忙しく過ごしていると、なかなか霊的視野で自分自身のことや課題について見れなくなります。その時は、肉主霊従になっているのだなと痛感します。しかし、霊的真理・霊的知識を知らない方々に伝えるためには、霊的視野で物事を見て判断し、課題を乗り越えていく力がなければ人に伝えられないと思います。これはまさに「知識を持つ」だけではダメで「実践」が必要なのです。
実践していく上で、この読書会や同じスピリチュアリストの仲間が身近にいて互いに切磋琢磨できる環境にいることに感謝いたします。