2023.6.4(日)
スピリチュアリズムとは“どのようなものなのか?” “誰が何のためにはじめたことなのか?” スピリチュアリズムの本質を理解するために、救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を、数回に分けて学習をしていきます。
学習内容は以下の5つの項目に分かれています。
(1)スピリチュアリズム運動とは
霊界主導の地球人類救済計画
(2)スピリチュアリズムによる
地球人類救済計画の全体像
(3)霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス
(5)学習のまとめ
今回は4つめの項目(4)霊的真理から救いに至る自力救済のプロセスについて学習しました。
霊界側の綿密な計画により、いくつもの段階を経てようやく人類は、真に価値ある霊的真理・霊的知識を手にすることができました。高級霊界通信によってもたらされた真理を本物と感じそれを受け入れ、人生の指針として決心したときに魂の新生がなされ、新しい人生を歩み始めることになります。
霊的真理を人生の指針として歩み“真の救い”を得るためには、真理の正しい理解と、理解した真理の正しい実践を積み上げる生き方が必要です。
霊的真理が地上に降ろされたあと、真理を受け取って実践して救いを得ていく地上サイドの責任、霊的真理から救いに至るための、正しい理解と正しい実践のプロセスについて確認しました。
また、真の救いに至るまでのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)の3段階・霊的真理の具体的な実践内容についても確認しました。
真理の上に実践を積み上げる生き方
↓
スピリチュアリストとしての正しい生き方
↓
霊的人生
↓
神と神の摂理に対する絶対信頼 ➡ 霊的成長(真の救い)
(正しい信仰心)
◆霊的真理の全体像を理解する(体系的理解)
(骨組みとなる重要ポイントを正しく理解し、それらを関連づけて把握する)
◆実践の指針となる真理の理解(実践知の理解)……何を実践すればよいかを把握する
実践・信仰レベルのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)
ハイレベルスピリチュアリズム 信仰実践・霊的向上心・霊的成長 → 霊的成長 ➡ 真の救い
↑
知識・思想レベルのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)
霊的真理・霊的思想への知的好奇心(知識欲)
↑
現象レベルのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)
心霊現象・心霊研究・不思議なものへの好奇心
①霊主肉従の努力……ものの見方・考え方・行動のすべてを霊中心にする
②利他愛の実践……周りの人々や動植物への愛
③利他愛の実践……霊的真理の伝道(全人類に対する利他愛)スピリチュアリストだけにできる特別な実践
④苦しみへの正しい対処(苦しみの甘受)
※祈り(4つの実践を支える手段)
日常生活の中で真理を実践していくための具体的な内容を確認していきました。
「そこで私たちは大霊の摂理を強調するのです。摂理に対する正しい理解こそが、すべての知識を調和させるからです。摂理は、科学者や哲学者や自由思想家、その他いかなる分野の人々にも反発を覚えさせることはありません。それは永遠にして不変の大霊の働きを土台としているからです。
あなた方は、私たちが説いている叡智の背後に、高級霊団の存在があること知ってください。地上人類は叡智と理解力が増すにつれて、大霊の摂理に従って生活を規制していくようになります。摂理に従って生きることの大切さを自覚するようになります。地上界の悲惨さや窮乏、苦難や悲劇はすべて、大霊の摂理が守られていないところから引き起こされていることを悟るようになるのです。
そうした理解が行きわたったときには、大霊の庭にはびこっている醜悪な雑草は取り除かれることになります。私たちは、人類の魂を解放し、精神を自由にしてあげるだけでなく、身体的にも大霊の摂理と調和して生きていけるようにしてあげるという目的を持って、大霊の摂理の存在を説いているのです。」
(シルバーバーチの教え・上 P128 後ろから2行目~P129 11行目)
✿参加者の感想✿
●“実践してい”くことは難しいですが、難しさ、大変さがあるからこそ、それを積み上げていった先には霊的成長ができると信じ、歩んでいきたいと思います。
“祈り”の意義について教わりました。
声に出して祈っています。そうすると、自分の思っていることを再確認できるなと思います。昨晩も祈っていましたが、声に出してみると“これは利己的なことになるかな”と思って、途中祈りが一時停止して、もう1度考えて祈るといったことをしていました。祈るとき事前に何かポイントがあればまた教えていただきたく思います。
●2~3年前から就寝前に先祖様にお礼を言っていますが、半年ぐらい前から、イエス、シルバーバーチ、守護霊にお礼を言っています。まだ祈りと呼べるものではなく、1日を振り返って反省をしています。
今まで反省がなかったことはなく、まだまだ霊的知識、実践が足りません。日々の生活の中で、相手を選ばず霊的成長を願うことを意識し実践しないといけません。
この読書会に参加することで少しでも良い人間になりたいです。
●今月の読書会は祈りによる霊的感性を高め、先月のスピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像の復習と、霊的真理の実践内容でした。その実践内容を更に細分化して事細かくどう実践していくか?と言う事でした。
今日の事を学んで、霊的真理の実践を新たに心に誓うと共に、その実践も中々簡単では無いなと、再認識しました。そして、それを人に伝えるにはどのようにしていけば良いのか?と言う事を頭に入れながら学びました。
●講義の内容から自分達の念願である地上天国を実現する為には、霊的知識の学習と霊的真理の実践の継続が大切であると改めて実感できました。
まだまだ自分的には利他愛の実践においては困難が多いのですが、「苦しみの甘受」を忘れず学びを続けていきたいと思います。
●今回は具体的な実践内容を学ぶことが出来ました、実際にとても参考になります。
死後の世界、霊界があり、世界人類救済のための、イエスによるスピリチュアリズムだからこその、この地上人生における大切な霊的成長のための生き方だと思います。一人でも時期の来た人に出会う機会があったときに確実にこの霊的真理を手渡すことのできるよう、簡単ではありませんが、霊的真理の深い理解と実践の努力を日々、続けてゆきたいと思います。
●本日は、自力救済のプロセスと霊的成長の実践項目を学習しました。以前の救済プロセスの学びから、まずは真理の正しい理解が大切だということに気付き、くり返し真理の学習を行っております。そして、その真理の正しい理解に基づいた霊的成長のための実践もできることから行い、その実践を通しても真理の正しい理解につながっているように感じております。
なぜうまく実践できないのか、といったところから、何のために実践しているのだろうか、と疑問を持って学習を進めることで、新たな気付きにつながっているように思います。
自身の霊的レベルを上げることで自身の働きによる影響もより大きなものになると思うので(こうけんできるということ)それを思って、はげんでいきたいと思います。
●本日は、救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像について学習しました。
イエス主導の地上人類救済計画の実際を知り、何としてでも地上人類を悲劇から救いたいという霊界の方々の愛をひしひしと感じることができました。地上人類救済のために、周到に計画された、その努力と愛を決してむだにすることなく、全身全霊で霊主肉従の努力、利他愛の実践、苦しみの甘受等、霊的成長のために実践を重ねていこうと、改めて決意をかためました。
唯一地上人類が救われる教えシルバーバーチの霊訓を真っ先に手にした者として、まずは、真理の理解とその上の信仰実践を日々深め、努力し自分自身を救いたい。そして、一人また一人と、真理を渡せるよう努力していきたいです。
霊界のよき道具として働けるよう精一杯学習を深めたいです。
●日々の生活の中で、いかにして霊的成長をしていけば良いかという、自分にとって難しく感じていた部分をとてもわかりやすく理解することができました。それと同時にこの勉強会に参加している間は心が洗われる感覚と、活力のようなものに満たされていくのを感じ、改めてこういう場にいることの大切さを感じました。
霊的人生を歩むための4つの実践項目も知識としてはありましたが、改めて勇気と活力を得たような気がしますので、なるべく霊優位の状態で長くいられるよう今日からがんばっていけるような気がします。
「利他愛の実践」という言葉は自分に言い聞かせるように心の中に置いてはいるのですが、感覚として浅い池でぽちゃぽちゃ遊んでいるような感じが自分ではしています。ですのでもっと深いところから「利他愛」という言葉を感じられるようになりたいです。
●救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像及霊的真理を地上に降ろすまでのプロセスの復習と、霊的真理の実践内容を学びました。学び始めて3年目になりました。日々の学びの中で、霊的視野で見て霊主肉従での難しさ、苦しみへの受け止め方、利他愛の実践の中での言動・動機などを考えています。仕事では知的に障害をもっている方への手助けをやってますが、真理を知っているおかげで受け止め方が全然違うので本当に真理を知ってることのありがたさを感じています。そして、素直に、カルマ清算をがんばってほしいと思えるように最近なりました。そして祈りの重要性も感じます。どうしても日々の生活の中では、霊と肉でゆれてしまいます。でも祈ることで心の安定が保たれたり、反省し改善しようと思わせてもらえます。この最高の“霊的真理”を多くの人々に伝えたいと思い、伝えねばと改めて思いました。今やってるボランティア活動で母親が死に、そのことで生きる気力を無くしている女性に、真理を知ってれば、伝えられれば、救われるのにと感じずにはいられません。一日でも多く学び霊界の道具として使ってもらえるよう精進してまいります。