2023.12.3(日)

 

スピリチュアリズム思想体系【Ⅰ】…①

《人間観》

 

思想体系【Ⅰ】とは……人間がたどっていく時間の流れ、時間軸に沿って真理を体系化したものです。

 

思想体系【Ⅰ】とは……人間観・人生観・死生観・死の直後の様子・死後世界観・再生観

こうした内容で構成されています。

今回は、その中の最初のテーマとなる人間観について学習をしました。

人間とはどのような存在なのか?私とは何か?という、人間についての真理を学んでいきます。

人間観の学習内容は大きく4つの項目になります。

(1)人間の身体の構成

(2)「霊」と「霊の心」

(3)心・意識とは

(4)死後の人間の身体と心

 

●今月の前半の学習

 

(1)人間の身体の構成、と(2)「霊」と「霊の心」について学習しました。

学習のポイントは以下になります。

 

(1)人間の身体の構成

◆人間は“霊体“肉体”という2つの身体の重複構造になっている。

“霊体”“肉体”同じ大きさ同じ形をしていて、同一の場所に重複して存在している。

 

◆人間は5つの構成要素から成り立っている。

“霊”“霊の心”“霊体”という3つの霊的要素

“肉の心”“肉体”という2つの物質的要素

 

 ※霊的要素は物質的要素に対して上位にある

 

 

(2)「霊」と「霊の心」

スピリチュアリズムでは、宗教などで昔から“霊”や“魂”と呼ばれてきたものを明確に定義しました。

「霊」とは…人間の核であり、人間の本体(本質) ➡ 神の分霊(神と同じ要素を内在している、ミニチュアの神

 

「霊の心」とは…「霊」の道具であり、「霊」の表現器官 ➡ 

 

※霊と魂(霊の心)を一つにしたものが霊魂

 

 

「あなた方は、霊性という神性を有しています。それゆえ、あなた方は大霊が持っているすべてのものを、ミニチュアの形で宿しているのです。」

                                                                     (The Spirit Speaks)

 

「自分を肉体だけの存在、あるいは、霊をそなえた肉体だと考えている人が多すぎます。本当は、人間は肉体をそなえた霊なのです。」

                                          (The Spirit Speaks)

                                           

 

 

●今月の後半の学習

 

ニューズレター6号 

〈守護例と二人三脚の歩み〉

輪読とポイントの確認

一人の地上人に一人の守護霊が、死を迎えるまで必ず付き添う

◎守護霊は、地上人に神の代理者として「本当の愛・神の愛・利他愛」を注いでいる

◎守護霊の愛は、見返りを求めず、摂理に沿った与えるのみの純粋な利他愛

◎守護霊は多くの場合、同じ類魂のメンバーから選ばれる

◎地上サイドから守護霊に近づく努力が必要

◎守護霊の身元にこだわる必要はまったくない

 

 

「私はいつも思うのですが、地上の人々、中でもとくに霊的知識を手にされた方が背後霊の存在を実感をもって認識してくだされば、どんなに有り難いことでしょう。地上の愛する者へ無益な害が及ばないようにかばい、守り、導いている霊の姿を一目ご覧になることができれば、と思うのです。」

                                     (シルバーバーチの霊訓 10巻)

 

「各自に守護霊がいることは事実ですが、ではその事実を本当に自覚している人が何人いるでしょうか。自覚がなければ、無意識の心霊能力をもち合わせていないかぎり守護霊は働きかけることができません。霊の地上への働きかけは、それに必要な条件を人間の方が用意するかしないかに掛かっています。」

                                     (シルバーバーチの霊訓 2巻)


✿参加者の感想✿

 

 

●今回はスピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ]の人間観について、そして守護霊について学習しました。

今まで解き明かされることのなかったなぞのベールにつつまれてきた人間とは?霊魂とは?という問いに対する答えを学ぶことができました。今まであいまいで、説明することができなかったことに、堂々と説明できる真実を語れるということは、本当にありがたいことで、やっと宗教者としての役割を果たすことができると、うれしい気持ちになりました。

地上人ベース(主人公)で、その地上人の少しのインスピレーションによって進められてきたことに打ってかわり、霊界中心主義で人々に語れることができる、働きかけることができることが本当にきせきのようで、真理への導きに感謝の気持ちがこみあげてきました。霊的真理を知っているが故に、これから果かんにチャレンジできる、自分に相応しいこうけんの場が用意されるという言葉が、本当にそうだなあと改めて思いました。

人間の構成要素を知り、人間の核・本体である「霊」を成長させていくことが地上人生の目的であり、地上世界が「霊」を成長させるにふさわしい訓練場だということも腑に落ちて理解できました。そのための苦労・失敗・困難があることを知り、大きな視点、霊的な視点で考えることができました。

守護霊との霊的きずなを深めるために努力することで、霊的パイプが強固になり、それだけ霊界からの影響力とエネルギーを受けられるようになるということは、イエスがおこした地球人類救済計画の良き道具・兵士としての資質を身につけることにつながると思いました。守護霊の導きがあったとしても、あくまでも地上人本人の自由意志で霊的成長をとげていくという自力救済の教えが、今までの宗教とは違う本物の教えだと思いました。

 

 

 

●スピリチュアリズムの思想体系Ⅰの人間観について学びました。その中で最も印象に残ったのはシルバーバーチの霊訓で、人間は今この時も霊的存在であり、死んでから霊的なものを獲得するのではないということです。長く霊的真理を学んでいますが、自分が霊という存在であり、神の分霊であるという意識が弱かったように思います。ただの肉体と心を持った人間としてではなく、霊的要素ももった霊的存在として、霊的成長のために霊主肉従の努力、利他愛の実践、苦しみの甘受を進めていかなければならないということがわかりました。また、霊の状態、成長によって霊の心も変化・成長するのと同じように、霊・霊の心の状態によって霊体も変化していくというのは新しい学びでした。霊の形はなくても、霊体によって自分の霊性や心が周りの人に知られるということだと思うので、しっかり自分で高めていく努力をしていきたいと思います。

 

 

 

●本日はスピリチュアリズム思想〈大樹の大枝 思想体系Ⅰ〉の小枝の部分の「人間観」と「守護例と二人三脚の歩み」を学びました。

「人間観」では改めて、身体の構成・人間の5つの構成要素を学んだわけですが、その中でも「霊と霊の心」について考えさせられました。霊とは大霊の分霊であり、人間の本体、そして核。霊の心とは表現器官、霊魂とは(人間の核と霊の心)。以前何も分からず使ってた霊魂という存在を理解できたことをありがたく思っています。そして人間は霊的存在であるという事実を伝えられるよう努力してまいります。

「守護例と二人三脚の歩み」ニューズレター第6号を輪読したのですが、改めて本当に感謝という気持ちになりました。孤独を感じ苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。そういう人達が守護霊の存在を知ることができればと強く思いました。私たちスピリチュアリスト本当に恵まれた存在です。一人でも多くの苦しんでいる方に真理を伝えねばなりません。守護霊に近づく努力ををして守護霊と背後の方々と共に歩み、霊界の道具として人類救済に臨んでまいり

 

 

 

●本日は思想体系Ⅰの人間観、ニューズレターから守護霊について学習しました。

人間観では、普段、心で感じることの中でも不安や怖れといったものは、どちらの心で感じているのか?と、これまでと同様なギモンがわいて来ましたが、それよりも霊的要素が肉体的要素の上位にあることを思いおこし霊的要素が優位であるように努めることが大切で、それにより霊的成長をうながし、より貢献できる人間にならなくてはいけないと思いました。

守護霊について昔に比べ、時々は守護霊の存在を意識するようになったが、改めて一人ではない、常に守護霊と共に地上人生を歩んでいることを思い起こし、勇気をもって進んで行こうと思いました。誰にも気づかれずに行った善い行いも、守護霊は知っていると思うだけで心が満たされます。

また、ここスピリチュアリズムに導いてくれたことに感謝し、このスタート地点から次のステップに進んでいけるように霊優位の日常生活を心がけていきたい。

 

 

 

●いつも守護霊について書かれている文章を読むと感謝の想いで一杯になるのですが、“守護霊と通じやすい環境をつくる”という面で毎日有り難く思ってはいても、していなかった自分に気が付きました。また「誕生前に綿密な打ち合わせをしている」「スピリチュアリズムに導いて下さいと守護霊に言っている」という言葉に、改めて「そうだったんだな」と思いました。以前は何故誕生すると霊界で自分が決意したことを忘れるのだろうと思っていましたが、忘れるから成長することができるのだと気付きました。

「学ぶだけでなく、大霊団の一員として働く」ということを、イエスが地上再臨した現代に真理を知れた今、大いに意識して毎日を過ごそうと思いました。

 

 

●スピリチュアリズムの思想体系Ⅰから人間観、人間の身体の構成と、ニューズレターから守護霊について詳しく学びました。自分が無事に生前の決意であるスピリチュアリズムに辿り着けたのは、守護霊の献身的なおかげであり、自分の為だけの「霊的教師」として日々付き添ってくれることを改めて感謝できました。これからも守護霊や霊界からの期待を裏切ることなく、日々真理の実践及び真理の伝道に力を注ぎ、地球を真の地上天国・霊的同胞世界の実現に向けて努力していこうと思います。

 

 

 

●今日は大樹の枝の部分、小枝の思想体系Ⅰの時間軸、人間観と、守護霊についての学習でした。

霊体と肉体の重複構造や、人間の5つから成る構成要素の学習、正にスピリチュアリズムでしか学べない学習です。そして、スピリチュアリズムの莫大な知識のそのひとつ、しっかり学ばねばと思いました。人間は肉体と霊体の2つの要素を更に細かくして、5つからの要素・神の分霊であると言う再認識、後、守護霊の存在についても、絶えず我が身を犠牲にして自分たちを愛してくれている、一緒に歩んでくれている個人教授して導いてくれていると言う再認識。そして、今日から更に、守護霊を意識した祈り等を取り入れた生活をして行こうと思いました。

 

 

 

●霊的真理で守護霊の存在を知ったとき、これまでの特にシルバーバーチ、普及会さんに導かれるまでの人生のそこかしこに、常に懸命の守護霊の導きがあったと思います。

そして本当に今、この時もずっと私の霊的成長につくしてくれていることがわかります。すべての人に守護霊がついてくれている、このことだけでも人々が知ったならどんなにすばらしいかと思います。

霊界が主導ということを常に意識し、そのためにどう自分があればよいのか、まだまだつかめずにいますが、守護霊と共にがんばってゆきたいと思います。