2023.11.5(日)
◇〈スピリチュアリズム思想
(霊的思想)の大樹〉
(利他愛の実践)
●前半――スピリチュアリズム思想
(霊的思想)の大樹
大阪スピリチュアリズムサークルの学習内容〈スピリチュアリズム思想の大樹〉を学習しました。
〈スピリチュアリズム思想の大樹〉は、スピリチュアリズム思想の枠組みを大きな樹に例えて図示したものです。
霊界からもたらされた膨大な霊的知識から、重要な霊的真理を吸い上げ体系化したものが“スピリチュアリズム思想の大樹”です。
“スピリチュアリズム思想の大樹”の画期的な図によって、これまで学んできた1つ1つの真理が全体のどこに位置するのか、それらがどのように関連し合っているのかが明確になりました。スピリチュアリズム思想の大枠、全体像を網羅できる画期的な図となっています。
大樹の幹となる2つの全体像
3つの方向に区分された思想体系
(スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ 時間軸)・人間が今後たどっていく道筋を中心に真理を整理したもの
(スピリチュアリズムの思想体系Ⅱ 水平軸)・人間を取り巻く世界を中心に真理を整理したもの
(スピリチュアリズムの思想体系Ⅲ 霊的成長と実践軸)・霊的成長とそのための実践を中心に真理を整理したもの
スピリチュアリズムにとって一番重要な“霊的真理”が体系化されたことで、「シルバーバーチの霊訓」を正しく、深く理解することができるようになりました。3つの思想体系は、人間に関する真実を人類史上はじめて、最も深いところから明らかにした霊的思想です。過去・現在・未来といった時代や、国に関係なく、すべての人間にあてはまる真理です。
そして、日本のスピリチュアリズムだけが「シルバーバーチの霊訓」という“イエスの教え”と、「スピリチュアリズムの思想体系」の2つをセットにして、人類史上最高の霊的思想を確立しています。この2つが揃ってはじめて、人類共通のスピリチュアリズム思想を普及させることが可能になります。
・自分を忘れ、他人のことを思えば思うほど、それだけ自分が立派になるのです。(利他愛の実践)
ニューズレター第3号の輪読とポイントの確認をしました。
ポイント
《利他愛の実践は魂の成長にとって必須条件》
・霊的成長の大原則・大鉄則=スピリチュアリズムの真髄であり、神の摂理に一致する道
《地上の大部分の愛は利己愛》
・正しい利己愛に対する判断力をもって、自分自身の心と行動を高く保つ、本能的コントロール“霊主肉従の努力”が不可欠
《真の利他愛の見本――地上人に対する霊界の人々の姿勢》
・イエスを頂点とする霊界の人々は、与えられる限りのすべてを惜しみなく与え続け、純粋な利他愛で尽くしてくださっています
《利他愛継続の障害》
・肉体本能に引っ張られないようにするために“利他愛継続のための自己チェック”
《最高の利他愛の実践――霊的真理の伝道・一人でも多くの人に霊的真理を伝える》
・神と霊界の道具として地上人生を捧げる=人生を賭けたライフワーク
《霊的真理の伝道についての心の準備》
・無償の精神に立った伝道の意欲と熱意
・時期の来た人に手渡す
・過度な期待や無理強いはしない
《伝道では具体的に何をすべきか》
・霊的真理の正しい理解と正しい実践
・純粋な奉仕精神を保つ
・謙虚な心構えで常に道具意識をもつ
「こうして語っている私のささやかな言葉が、少しでもあなた方にとって役に立つものであれば、その言葉は当然、それを知らずにいるあなた方以外の人々にも、語り継がれていくべきです。自分が手にした真理を次の人に伝えてあげる――それが真理を知った者の義務です。それが摂理なのだと、私は理解しております。」
(シルバーバーチの教え・上)
✿参加者の感想✿
●スピリチュアリズム思想の大樹について学習した。
スピリチュアリズムと出会い、より多くの情報や知識を知るにつれて(学習を進めるにつれて)、その膨大さに圧倒され何か限りなく(果てしなく)膨大なものと戦っているような気がして、少し腐ってしまうようなことがありました。しかし、今日、大樹を学習し、広い大きな視点でスピリチュアリズムをとらえることができ、今、自分のいる場所、学習している位置、そしてその内容の意義、役割を理解することができたので、これからの学習の方向性がはっきりし、指針ができました。
今はスピリチュアリズムの全体像を自主学習していて、その内容は、大樹で例えると幹の部分であり、スピリチュアリズムの根幹を為すものだとわかったので、より深くぶれることなく学習していこうという気持ちになれました。
スピリチュアリズムⅠ・Ⅱ・Ⅲはすべて、人間中心、人間出発で体系化されていて、この何を信じてよいのかわからない地獄のような迷いの地上世界において、まちがいなく救いの光となりますし、道しるべとなります。1人でも多くの人に、迷いの中にある人に、苦しみの中でもがいている人に、真理を求めている人に、真理を手渡すことができるように、自らの内容を高め、整えていきたいと思います。
やっと人生の目的がわかった。スピリチュアリズムを使って自分のライフワークを作り上げていくのではなく、人生そのものが霊的真理の伝道となっていく、イコールとなっていくような感覚によって、それこそイエスと霊界の方々のよき地上の道具として働くと言うことであり、最高の利他愛の実践だと思いました。
よき道具としてつかっていただけるように、まずは自身の生活をしっかり成り立たせ、霊主肉従、自分をコントロールし、しっかり真理を学ぶことだと再認識しました。
●今日は、スピリチュアリズム思想(霊的思想)の大樹の図を元にして、スピリチュアリズムの全体像や思想体系の位置づけを学習しました。
霊的真理を全体から見ようとしても結局は「点の理解」「かたよった理解」になっていたことに気づくことができました。
この大樹の図を中心にすえて、これまで学んだこと、これまで得てきた知識を整理していきたいと思います。
また、ニューズレター3号を読んで、利他愛の実践・スピリチュアリズムの伝道についても学びました。その中の文章で、「最初に霊的真理と出会った感動を忘れ、利他愛にかける情熱が色褪せ、与えることよりも、与えられることを求めるようになってしまう」という部分は、まるで今の自分をそのまま表現しているように感じました。何も行動せず周りの状況の変化に期待している自分に気づきました。
厳しい内容ですが、自分の霊的成長にとって必要な実践です。この思いを持ち続けられるよう努力していこうと思います。
●本当にこの思想体系があってこそ、深く正しく理解できることを実感しています。
これを学んでから再度、シルバーバーチや他の霊界通信を読むと、それが頭にうかんできて“ああ、この文章はあのことを言っているのだ”と良くわかるのです。それと、普及会さんが指摘する通信の間違った部分もわかるのです。これは正しい知識がいかに大切かということを知ることができます。
霊界の方々が少しでも、この地上世界を良くしていこうとされている日々の働きかけがあると思うと、とてもありがたいです。霊界が主導ですべてが進められていること、私たちはその道具として使っていただけることが、自らを救うことが出来ること、地上世界の進歩に貢献できることを、1人でも多くの人に伝えることが出来るよう、よく学び、日々の生活の中での実践につなげてゆく努力を惜しまぬようがんばってゆきたいと思います。
●本日は、真のスピリチュアリストとしての条件での3つの使命、霊的真理の正しい理解、〈スピリチュアリズム思想(霊的思想)の大樹〉、ニューズレター第3号の輪読を通して、多くを学ばせてもらいました。今まで学んだことを、大樹を元に図示して説明された内容を見て、改めて学ばねばと思いました。真理を知った私達は、「イエス地上再臨」「霊的真理」を縁のあった人達に手渡して行かねばなりません。その為にも今まで学んだことを確実に自分のモノとして日々、努力してまいります。そして輪読したニューズレターの中にあった「知らないうちに自分の心が、与えることより、与えられることを願うようになってしまう」ということが無いように、定期的にチェックすることが必要だと感じました。
霊主肉従の努力を常に意識して努力し、利他愛の実践の最高の実践、真理普及に向けて精進してまいります。
一日でも早く霊界が使用可能な道具を目指してまいります。
●今日はスピリチュアリズム思想の大樹について詳しく学ばせていただきました。
真理の正しい理解と実践を継続することで、神と摂理への絶対信頼と正しい信仰心を高めていくことを、今後の努力目標としていきたいと感じました。これから時期の来た人に、スピリチュアリストとしての正しい手本を示していき、イエスの救済計画の最前線で活躍できるよう、日々真理の学びと実践努力を継続していこうと思います。
利他愛実践においては、人の好き嫌いがあったり不十分な面もあるので、その点は今後の普及活動も含めて改善努力をしていきたいと思います。
●〈スピリチュアリズム思想(霊的思想)の大樹〉というイメージ図を通して、シルバーバーチの教えが体系的にわかりやすく理解できました。
利他愛について改めて考えることができました。「地上の大部分の愛は利己愛に基づくもので、真の利他愛は霊界の人々が見本になる」ということを知り納得しました。
また“できる限り”とは、現状で良しとすることではなく、積極的に取り組むことだと学び反省しました。
●今日大阪読書会で勉強した大樹と思想体系1.2.3、それと利他愛の実践、救済の観点、宗教の観点からの復習といった大変内容の濃い学習でした。特に、大阪スピリチュアリズムサークルで学習した大樹の図について、もう一つ理解出来ていなかったので、今日の学習でよりよく理解する事が出来ました。でもまだまだ、膨大な教えだけにこれから、もっともっと勉強して行かねばならないと再認識しました。それと利他愛の実践についても、自分はまだまだ至らない所が沢山あるなと実感しました。それでも毎日の反省と、読書会に参加する事によって、自らを律し、又新たに明日から霊的実践にも取りくめると思いました。
●私は時々ですが、利他愛モードに入る時があります。そういう時は喜びを感じますが、長続きせずに元に戻ってしまいます。恐らく自分にとって真実の愛が理解できておらず、快・不快のレベルで判断しているのかもしれません。
後は普段から、私はスピリチュアリズムへの関心を周りに隠さずオープンでいることにしています。ですので霊的真理を正しく理解することに努め、機会を待ちたいと思います。
今日の読書会で「利他愛の3つのポイント」として具体的なコツを学べて良かったです。こういう具体的なことが私にとってはわかりやすく、より行動に移しやすくなると思うので良かったです。
●本日は「霊的真理の正しい理解」と「利他愛の実践(霊的真理の伝道)」について学習しました。
霊的真理の正しい理解では、スピリチュアリズムとは、救済の観点からは「霊的真理」の理解と実践のよる自力救済のプロセスにより、宗教の観点からは「霊的真理」の普及により、人類を救う活動であり、その核となる霊的真理について、時間軸・水平軸(人間を取り巻く世界)・垂直軸(霊的成長)で整理されたものが、思想体系であるということが理解できました。
この全体像を意識して、霊的真理の理解と実践に努めていきたいと思いました。
利他愛の実践は、自然を通しての摂理を伝えることを少しずつやっているつもりだが、真理の伝道には至っていない。あとは、少なくはなっているが、相手の言動が気になってしまうところも、利他になりきれていないところではないかと感じました。小さなことだが、このような気付きも、実践の中で意識して、利他になれるようにしていきたいと思います。
●読書会に参加させて頂いて毎回学びがあるのですが、今回は特に多かったです。
利他愛の実践のための自己チェックをくり返しチェックをしないといけないと思いました。
ニューズレターの「自分は真理を知らないこの世の人とは違うというプライドだけは持っています」このようにならないように、くり返し客観的に自己チェックをしなければならないと思いました。本当に毎日が実践で、「いじけたり不満をこぼしたりせず、すべてを明るくやり過ごす前向きな心」を意識します。